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訪問鍼灸師だいちゃんその2〜機能訓練指導員編〜

お待ちかねの「訪問鍼灸師だいちゃん」シリーズ第二弾です!

無事に柔道整復師の資格を取得し、介護付き有料老人ホームに機能訓練指導員として就職した私。

 

機能訓練指導員とは
看護師や理学療法士、作業療法士、あん摩指圧マッサージ師など医療系の国家資格を持ってると自動的についてくる資格で、要は車の免許持ってる人は原付乗れるみたいな感じです。

主にデイサービスや介護施設で、利用者の方の身体機能の維持・向上のためのリハビリを担当したりします。

初めての老人ホーム

就職してから初めて入った老人ホームの印象は、外の世界とは隔離された異次元の世界でした。

  • 何言ってるか言葉の意味がわからない人
  • 自由奔放でワガママ放題の人
  • 同じこと永遠と話してる人…etc

様々な理由で自宅では生活できない人が、この施設で生活しており今まで介護の世界と無縁だった私には本当に文字通り右も左もわからない状態でした。

中でも脳梗塞の後遺症による片麻痺の方や、パーキンソン病が進行し表情が虚ろで食事や排泄も全て介助で生活されている方たちを見たときは、教科書で覚えた自分のイメージとの解離に衝撃を受けたのを覚えています。

 

 

そんなこんなで色々と衝撃的な毎日でしたが、なんと言っても当時接骨院でのバイトの給料が6万円くらいだったのが一ヶ月働けば20万くらい貰えるようになったわけですからとりあえず3ヶ月は続けよ〜と、なんとか歯を食いしばり仕事に行き続けました。。

 

 

こればっかりは働いてみないとわからない事ですが、

  • 上司の人がバリバリの体育会系で上下関係がなってない!とめちゃくちゃ怒られて怖かったり、
  • 利用者さんの部屋にリハビリのお迎えに行ったら頭から血流して倒れてたり
  • 暴れる利用者さんを別のフロアに連れて行こうとしたら噛み付かれて出血して跡がしばらく残ったり
  • 働いている人たちの闇が深すぎて引き込まれそうになったり

思い出すときりがないくらい嫌なことがたくさんありました。

 

それでもなんとか頑張ってこれたのは、普段は歩けない利用者さんが平行棒の中でなんとか一往復歩けて”先生のおかげ!”なんて言ってくれたり、ムスーーっとしてる利用者さんが笑顔になってくれる瞬間はやり甲斐を感じていたのでしょう。

 

途中新施設の立ち上げで異動になったり、ボーナスもらえると思ってたらもらえなくてもうやめる!ってなったり、おばちゃんにおばちゃん!って言ってたらセクハラ扱いされたり、いろいろありましたがいつだって利用者さんの笑顔のおかげで頑張ってこれました。

 

気づけば20歳で学校に入った僕も27歳になっていて周りからもやっと一人の大人として扱われるようになっていました。

このままこの会社で働いてたくさんの人達を見送っていくのか。。

違う!!

私の夢は開業して地域に根付いた治療家になることだった‥!

夢を思い出しただいちゃんは次のステップに進むため退職届をだし就職活動を始めるのでした。。

次回!!

「目指せ沖縄移住!!からの大阪→山梨編」

きっと令和元年のうちには書く!!

健康教室について

約一年半続けてきた老人福祉センターでの健康教室が先日で一応終了となりました!

もしも多人数を対象に体操教室をやるよ〜なんて方がいたら参考になればいいかなと思って一応記事にしてみます。

なんやねんそれって方に簡単に説明すると、

老人福祉センターとは?

”60歳以上の市民の方々を対象に、憩いとやすらぎの場を提供し、高齢者福祉の増進を図ることを目的に設置している施設です”by越谷社協

つまり60歳以上の地域のかたが集まってカラオケしたり将棋やったり体操したりする施設です!

越谷には4つの老人福祉センターがあり、私はひのき荘という施設で2ヶ月に一回くらい転倒予防をテーマにした健康教室を開催していたのです。

どんなことやるの?

なにをやるかは自由です。とはいっても健康教室なのでつらつらと健康の豆知識みたいなものを話してもダメです。適度に体を動かしながら話すのがポイントです。

あと相手は60歳”以上”なので高齢の方も参加者にはいらっしゃいます。また50人以上の前で一人で説明しなくてはならないので、とにかくわかりやすく簡単な動きを繰り返す体操の方がウケがよく盛り上がりました。

私の場合は

深呼吸→椅子に座ったままできる全身のストレッチ→上半身を前後左右に動かす体幹運動→下肢の運動→腹圧を意識した立ち上がり運動→整理体操

の流れの中で、ツボについて話したり冗談を言ったり身体の話をしたりしながら、終わったあと少し疲れるくらいの内容を意識して教室を開催してました。

体幹や腹圧についての説明は少し掘り下げて説明していました。

具体的には、、、

  • 体幹・腹圧というのは身体を支える筋力のこと
  • この力が弱くなると何かにつまづいた時に頭では転んじゃうとわかっていても身体を引き戻すことができずそのまま転倒してしまうよ
  • 他にも立ち上がりや寝返りなんかの際にもこの力を無意識に使っているんだよ
  • 強くするには時間のかかる筋なので今のうちから意識して少しずつ鍛えていきましょう

ということを話していました。

 

集客的に観て健康教室を開催するメリット

これは正直まだわからないです。

というのも教室を始める前は”高齢者の周りにはたくさん患者さんになる人がいるはず”と思って始めて実際チラシのはけもよかったのですが、、

待てど暮らせど問い合わせがない!!

そんなに甘くはなかったのです…

だけど越谷で訪問鍼灸やってる人がいるよ!というのは知ってもらえたと思うので、何かあった時は連絡くれるはず。。

即効性はないけど認知してもらうには悪くないと思います。

しかし、地域の方々に喜んでもらえて身体のことで不安なことを相談してもらえたり「赤ちゃん大きくなった〜?」なんて聞いてくれるくらい親しみを持ってもらえたので個人的にはやってよかったかなと思っています。

60代はまだまだ元気!それでも元気なうちから20年後30年後に備えて筋力を鍛えておくことが寝たきりの予防に大切だと思います。

そして健康教室開くならとにかく笑いを入れることが大切!!

いつか需要があれば私の絶妙なジジババいじりジョークを書き足したいと思います。

おわり

越谷市在住ならエニタイムフィットネスがオススメ

いそいそとジムに通い続けています。五十嵐です。

まだまだマッチョには程遠いけどまずは通い続けることが大切ですね。

余談ですが、スポーツジムに登録していて実際に使用している方の割合は全体の2〜3割というデータもあるみたいです。

 

私は現在レイクタウンで有名な越谷市に住んでいますが越谷市には、市営から会員制までとにかくたくさんスポーツジムがあります。

そんな中でも私はエニタイムフィットネスというジムに登録しています。

元々はプールを使いたくてセントラルスポーツクラブに登録していたのですが、プールを使わなくなってきたので乗り換え割を利用してエニタイムに移籍しました。

エニタイムフィットネスがオススメな理由

 

  • 北越谷駅、越谷駅、新越谷駅と隣接する3駅に1店舗ずつある
  • 365日24時間営業
  • 土足でそのまま入れる

 

北越谷駅、越谷駅、新越谷駅と隣接する3駅に1店舗ずつある

エニタイムフィットネスの特徴として登録して一ヶ月経過すれば基本的に世界中どこのエニタイムにいってもOKというものがあります。例えば旅行先で少し体を動かしたい!なんて時にもありがたいこの特典。

越谷でいえば3店舗あるうちのどこを使ってもOKなのです。

特徴としては

北越谷店…駐車場がある、一番新しい、広い、他に比べると少し駅から遠い

越谷店…駅から近い、一番空いてる?入会キャンペーンが強め、他に比べるとちょっと狭い

新越谷店…二階建てなので広い、フリーウェイトゾーンが充実してる

といった感じでしょうか。

そに日によって色んなジムに行けるのは楽しいですよ。”今日はジョギングがてら少し遠くまで足を伸ばそうかな”とか”今日はあそこの店舗の女の子の顔見にいってみようかな”なんてこともできちゃいます。

※せんげん台にも新しくオープンしたみたいです。まだ行ったことないので今度行って特徴再アップします

365日24時間営業

忙しい働き盛りの味方!24時間営業!

スタッフが滞在している時間は日中がメインですが、ジム自体は24時間空いています。

トレーニング行こうとした日がたまたま休み!とか気合い入れて行ったら清掃日で1時間しかいられない!とか他所のジムに通っている時はあったのですが、エニタイムに変えてからはそれがなくなったのでありがたいです。

筋トレをすると成長ホルモンやアドレナリンなどが分泌されてその後6時間ほどアクティブに動けるというデータも出ており、朝仕事前にジムによってから仕事に行くなんていうライフスタイル…素敵ですよね。✨

読むだけでわかる!筋トレ後の体内のホルモンの変化。

 

土足でそのまま入れる

ジムに行く時って何気に荷物多いですよね?その中でも靴ってカバンに直接入れるわけにもいかないし結構お荷物だと思うんです。でも普段履いてる靴がスニーカーの人!エニタイムならそのまま入れます。

私は家から行く時はほぼ手ぶらで行ってます。これが慣れてくると結構ありがたい。

潔癖症の人にとっては嫌なことかもしれないですね。でもジムってそもそも共有で機械使うところだし潔癖症の人はあんまりいないのかな?ちなみにトイレやロッカーの清掃は行き届いてますよ!

 

エニタイムフィットネスのここが微妙?

 

  • 風呂がない
  • 着替えるスペースが狭い
  • スタジオレッスンがない

 

風呂がない

シャワーは付いてますよ?ただ大浴場のようなものはなく、シャンプーや石鹸も自分で持ち込みなので家でお風呂入らない人にはちょっと不便かもですね。シャンプーなど置いておきたい方は個人ロッカーを月極で契約しているみたいです。

 

着替えるスペースが狭い

着替える部屋は3部屋程度で男女共有です。マシーンの設置スペース確保のためにロッカーなどのスペースは極限まで削っている印象です。

 

スタジオレッスンはない

そもそもスタジオがないです。なので鏡張りの部屋で先生の掛け声に合わせてワンツーワンツー!みたいのはないです。

一人で黙々と鍛えるのが好きな人にはいいけど、ストレス発散にボクササイズなんかがやりたい方にはエニタイムは向いてないかもしれませんね

 

以上、メリットデメリットあげてみました。

あとは個人的な印象ですが、フリーウェイトゾーンが他所のジムに比べて空いているような気がします。

フリーウェイトのイメージってガチムチな人達しかやってはいけないような印象でしたが、エニタイムなら空いてるし今後挑戦していきたいと思っています。

越谷市でスポーツジム検討している方の参考になれば嬉しいです?

機能訓練指導員って?-鍼灸師の新しい選択肢-

機能訓練指導員とは
看護師や理学療法士、作業療法士、あん摩指圧マッサージ師など医療系の国家資格を持ってると自動的についてくる資格で、要は車の免許持ってる人は原付乗れるみたいな感じです。

 

主にデイサービスや介護施設で、利用者の方の身体機能の維持・向上のためのリハビリを担当したりします。

*このブログは私の偏見に満ち溢れた内容となっていますのであらかじめご了承ください

29歳になりました五十嵐です。いつかのブログで私が介護付き有料老人ホームに就職したところまでお話ししました。

結果的にその会社で4年間機能訓練指導員として働きました。

ネットで”機能訓練指導員”と検索すれば業務内容はいくらでも出てくるので、今回は実際に老人ホームで機能訓練指導員として働いていた経験から長所と短所を紹介していこうと思います!

長所

☝️待遇面

接骨院や鍼灸師で働いていた人からすると、

  • 勤務時間が短い!(8:30〜17:30など。治療院は9:00~21:00が基本)
  • ボーナスがでる!(治療院は基本でない。でても寸志のところが大半)
  • 社会保険も充実!(個人で経営してる治療院は入ってないところが多い)

といった福利厚生の面からみると天国のような条件で働けるのが機能訓練指導員です。

”もう接骨院で朝から晩までヘトヘトになるまで働いて、休みまで治療の勉強会とかで出勤するの嫌だ!”とか

”なんでこんな働いてるのに残業代もないしボーナスもないんじゃ!とにかく金くれよ!”とか

”今から接骨院開業とか無理!もうサラリーマンになりたい!でも未経験の業種に転職も怖い!”

みたいな人には定年まで働けるし給料も安定しているし、会社によっては有給なんかも使えるので機能訓練まじでオススメです。(治療院で有給休暇は都市伝説レベル)

✌️精神面

接骨院や鍼灸院だと

「回転率!回転率!ベッド回せーー!」

「リピート!リピート!トーク磨いてリピートさせろーー!」

みたいな売り上げ重視の院も少なくないです。

(人の体を治したくてこの道に進んだのに・・・)とモヤモヤしてる治療家は少なくないはず。

デイサービスや老人ホームなら多少の時間の制約はあるにしても、機能訓練指導員に売り上げや集客を求められることはほとんどないといってもいいと思います。

治療院にくる患者さんとは年齢層も違えば体の悩みも違いますが、おじいちゃんおばあちゃんは基本的に一生懸命な若者に優しいです。(一部例外あり)

 

短所?

☝️女性が強い

介護業界を牛耳るのはなんといっても、女性です。それも主にミドル世代。

この世代と上手くやっていければ勝ち。嫌われたらほぼ終わり。とにかくクセが強いんじゃ!

✌️看護師が最強

施設で働いている人の職種は

  • 介護士
  • 看護師
  • 機能訓練指導員
  • 事務方
  • 調理士

ざっくりいうと、この辺です。

この中でも看護師の言うことは絶対です。施設には医師は常駐していないので利用者さんの健康管理の全責任は看護師さんにあります。なにより病院などでブイブイ言わせてきたベテランの看護師さんが多いので医療の知識も豊富です。

なので看護師が病院への受診を指示すれば、施設長でも逆らえません。

そんな人に我々機能訓練指導員が意見をしようものなら・・・

医療の知識も経験も豊富で勉強になることも多いので、ここは逆らわずに言うことを聞いておくのがベターでしょう。

?介護業務に関わることも

当然ですが入居者・利用者は要介護認定を受けている要介護者です。

介護課のスタッフは慢性的に人不足なので手が足りない時はヘルプに入ることもあります。助け合いですね。

ヘルプに入ることで、利用者さんの身体機能の把握もできるので一石二鳥ですが、はじめは排泄介助なんか抵抗があると思います。

なんとか乗り切りましょう!

*ちなみに面接時に「介護業務はやらなくて大丈夫です」と言われても、ほぼやることになるので安心してください

?同資格者内でヒエラルキーが低い

これは特に私の偏見かもですが、接骨院や整形外科、鍼灸院で働いている同資格者からなんとなく見下されやすいのが機能訓練指導員です。

これは業界の風潮というか、長時間働いて頑張ってる人が偉いみたいな世の中の風潮があるのでどうしようもないです。

ついついネガティブなことを書きすぎてしまいました。それでも私は4年間介護施設で働いてきましたし、今でも要介護状態の方を対象に訪問鍼灸をしています。

それでも機能訓練指導員を続けられる理由

初めて入った老人ホームの印象は、外の世界とは隔離された異次元の世界でした。

  • 何言ってるかわからない人
  • 自由奔放でワガママ放題の人
  • 同じこと永遠と話してる人…etc

様々な理由で自宅では生活できない人が、施設で生活しており今まで介護の世界と無縁だった私には本当に文字通り右も左もわからない状態でした。

中でも脳梗塞の後遺症による片麻痺の方や、パーキンソン病が進行し表情が虚ろで食事や排泄も全て介助で生活されている方たちを見たときは、教科書で覚えた自分のイメージとの解離に衝撃を受けたのを覚えています。

思い出すときりがないくらい嫌なことや辛いこともたくさんありました。

それでもなんとか頑張ってこれたのは、普段は歩けない利用者さんが平行棒の中でなんとか一往復歩けて”先生のおかげ!”なんて言ってくれたり、ムスーーっとしてる利用者さんが笑顔になってくれる瞬間はグッとくるものがあります。

要は単純に人に感謝されることがやりがいなんです。

なので

  • 福利厚生がしっかりしてる会社がいい
  • 給料は安定してる会社がいい
  • 郷に入ったら郷に従える
  • 介護業務もなんとかやれそう
  • おじいちゃんおばあちゃんが好きだ…

こんな人は機能訓練指導員として働くのもオススメです?

以上簡単に機能訓練指導員の内情のようなものを挙げてみました。

進路に迷っている資格者の方の参考になれば幸いです✨

 

ちなみに私は今、寝たきりや体の痛みで自力での通院が困難な方を対象とした訪問鍼灸を主な業務としておこなっています。訪問鍼灸をやる上で機能訓練指導員としての経験があると、高齢者との会話スキルや介護の知識がある程度身につくので、ケアマネージャーや現場のスタッフとのやりとりがスムーズになります。訪問鍼灸での独立を検討している方は一度機能訓練指導員として働くのオススメです。

白い巨塔が観たくなるブログ

 

白い巨塔がV6岡田准一くんでドラマ化されるらしい

実は私白い巨塔にモーレツにハマってドラマやら原作やら漁っていた時期がありました。

(じゃあ医者になれよ!とかは言わないでください。)

はじめて白い巨塔を見たのは唐沢寿明バージョンの再放送。

 

 

 

 

医師としての在り方、考え方の違う財前先生と里見先生を唐沢寿明と江口洋介が演じていました。

”こうやって椅子があれば腰を下ろしたくなる。立派な椅子ならなおさらだ。”
”最高のときは一度だけじゃない。上り続ける限り毎日が最高とは思えないのか”

そんなひたすらに上の地位を求める財前先生の言葉に触発されて、一時期は白い巨塔のサントラを流しながら勉強したりもしてました(恥)

田宮二郎バージョンも少し見たけどこっちは演出がくどくて途中で観るのやめた記憶があります。原作に忠実なのは田宮バージョンだったみたいですけどね。

五十嵐青年の心を鷲掴みにした唐沢版白い巨塔の好きなシーンベスト3!

第3位

長年仕えてきた東教授が自分のことを後任教授にする気がないと知った財前は、今一度昔のように自分を助手で使ってくれるよう東に直訴します。結果手術は成功。2人が手術の成功を祝って祝杯をあげるも話はやっぱり不穏な方向へ。。

財前「私が助教授になれたのは先生が引き上げてくれたからです。私も先生のご期待に応えようとこの8年、心から先生を信じて励んで参りました。決して先生のご指導をないがしろにした覚えはありません。なのに何故先生は私をこれほど、、私に落ち度のある事なら納得もします。態度を改めることもできますし、先生に頭を下げることもできます。しかし理由がわからないのでどうしようもないのです。。

一体私の何が、先生を腹立たせるのでしょうか?」

東「随分と不遜な言い方をするじゃないか。君は自分には全くなんの落ち度もない。

教授になれるのは当然だと言いたいのかね?」

東「なぜ君は素直に私に頼まんのかね。教授にしてほしいと。君が本当になりたいのはオペの助手ではなく教授ではないのかね。」

財前「頼めば、、私を教授に推していただけるのですか。」

東「そんな事はわからんよ。ただ君が本当に私を信じているのなら、なりふり構わず頼んでみたらどうだね。」

沈黙の末、テーブルに手をつき頭を下げると思われた財前。

しかーーし!!

財前「頭を下げる、、つもりはございません!

何故なら私はなんら恥じることなく行動しており、その上で、私の実力を持って教授に選出されると確信しているからです。」

ズッキューーン!!

と当時五十嵐青年は胸を突かれました。

実は財前この時には既に他の教授の先生に取り入って、自分が教授になるための算段をたてていたのです。

あっちにもこっちにも頭を下げていると東からチクられたらその先生の機嫌を損ねると読み、長年仕えてきた東教授に明確に翻意を伝え決別するシーン。

財前五郎のここがいい男!
・自分の信じた道をひたすらに突き進み、積み重ねてきた自分の経験と実力を信じて疑わないからできるこの言動!!(ドラマだからだけど)

 

・ずっと信じてついてきた教授に嫌われてたからといっても諦めず、目的の為にすぐに違う策を練るこの行動力と頭の回転!!

・エサをぶら下げられても簡単には食いつかないこの洞察力(←語彙が乏しくて申し訳ない)

 

そんな財前五郎になりたい!とまでは思わなくても人間性に憧れるのは男ならきっと誰でも一緒なんじゃないでしょうか?

 

ちなみにこのシーンには続きがあり、

東「どうやら私と君との人間関係はこれで終わったようだね。そうそう、、今夜の記念に教えといてあげよう。さっき君は”どこが私を腹立たせるのか”と聞いたね、、

財前「私の全てが腹立たしい・・でございますね?」ニヤリ

東「・・・」

(まぁこの辺はさすがにドラマですが)

財前は会話のはじめからここまでの流れがわかっていたんですね。

だったらもしかしたら財前は、仮にも8年間教授、助教授の間柄だった恩師に最後の惜別として、手術の助手を申し出たのかもしれませんね。

そんなところまで憎いぜ!財前五郎!!

第3位!って書いたけど、もうこのシーンが1位だ!!

というわけで皆さん是非白い巨塔観てみてね!

個人的には2003唐沢verがオススメです。でも原作もいいよ!

 

?(岡田准一くんのドラマが話題になったらリライトして3位と2位も書きます。)?