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白い巨塔が観たくなるブログ

 

白い巨塔がV6岡田准一くんでドラマ化されるらしい

実は私白い巨塔にモーレツにハマってドラマやら原作やら漁っていた時期がありました。

(じゃあ医者になれよ!とかは言わないでください。)

はじめて白い巨塔を見たのは唐沢寿明バージョンの再放送。

 

 

 

 

医師としての在り方、考え方の違う財前先生と里見先生を唐沢寿明と江口洋介が演じていました。

”こうやって椅子があれば腰を下ろしたくなる。立派な椅子ならなおさらだ。”
”最高のときは一度だけじゃない。上り続ける限り毎日が最高とは思えないのか”

そんなひたすらに上の地位を求める財前先生の言葉に触発されて、一時期は白い巨塔のサントラを流しながら勉強したりもしてました(恥)

田宮二郎バージョンも少し見たけどこっちは演出がくどくて途中で観るのやめた記憶があります。原作に忠実なのは田宮バージョンだったみたいですけどね。

五十嵐青年の心を鷲掴みにした唐沢版白い巨塔の好きなシーンベスト3!

第3位

長年仕えてきた東教授が自分のことを後任教授にする気がないと知った財前は、今一度昔のように自分を助手で使ってくれるよう東に直訴します。結果手術は成功。2人が手術の成功を祝って祝杯をあげるも話はやっぱり不穏な方向へ。。

財前「私が助教授になれたのは先生が引き上げてくれたからです。私も先生のご期待に応えようとこの8年、心から先生を信じて励んで参りました。決して先生のご指導をないがしろにした覚えはありません。なのに何故先生は私をこれほど、、私に落ち度のある事なら納得もします。態度を改めることもできますし、先生に頭を下げることもできます。しかし理由がわからないのでどうしようもないのです。。

一体私の何が、先生を腹立たせるのでしょうか?」

東「随分と不遜な言い方をするじゃないか。君は自分には全くなんの落ち度もない。

教授になれるのは当然だと言いたいのかね?」

東「なぜ君は素直に私に頼まんのかね。教授にしてほしいと。君が本当になりたいのはオペの助手ではなく教授ではないのかね。」

財前「頼めば、、私を教授に推していただけるのですか。」

東「そんな事はわからんよ。ただ君が本当に私を信じているのなら、なりふり構わず頼んでみたらどうだね。」

沈黙の末、テーブルに手をつき頭を下げると思われた財前。

しかーーし!!

財前「頭を下げる、、つもりはございません!

何故なら私はなんら恥じることなく行動しており、その上で、私の実力を持って教授に選出されると確信しているからです。」

ズッキューーン!!

と当時五十嵐青年は胸を突かれました。

実は財前この時には既に他の教授の先生に取り入って、自分が教授になるための算段をたてていたのです。

あっちにもこっちにも頭を下げていると東からチクられたらその先生の機嫌を損ねると読み、長年仕えてきた東教授に明確に翻意を伝え決別するシーン。

財前五郎のここがいい男!
・自分の信じた道をひたすらに突き進み、積み重ねてきた自分の経験と実力を信じて疑わないからできるこの言動!!(ドラマだからだけど)

 

・ずっと信じてついてきた教授に嫌われてたからといっても諦めず、目的の為にすぐに違う策を練るこの行動力と頭の回転!!

・エサをぶら下げられても簡単には食いつかないこの洞察力(←語彙が乏しくて申し訳ない)

 

そんな財前五郎になりたい!とまでは思わなくても人間性に憧れるのは男ならきっと誰でも一緒なんじゃないでしょうか?

 

ちなみにこのシーンには続きがあり、

東「どうやら私と君との人間関係はこれで終わったようだね。そうそう、、今夜の記念に教えといてあげよう。さっき君は”どこが私を腹立たせるのか”と聞いたね、、

財前「私の全てが腹立たしい・・でございますね?」ニヤリ

東「・・・」

(まぁこの辺はさすがにドラマですが)

財前は会話のはじめからここまでの流れがわかっていたんですね。

だったらもしかしたら財前は、仮にも8年間教授、助教授の間柄だった恩師に最後の惜別として、手術の助手を申し出たのかもしれませんね。

そんなところまで憎いぜ!財前五郎!!

第3位!って書いたけど、もうこのシーンが1位だ!!

というわけで皆さん是非白い巨塔観てみてね!

個人的には2003唐沢verがオススメです。でも原作もいいよ!

 

?(岡田准一くんのドラマが話題になったらリライトして3位と2位も書きます。)?