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歳をとると筋肉痛が遅くなる??
歳をとると筋肉痛が遅れてくる?科学的に検証!
「歳をとると筋肉痛が遅れてくる」って本当?
運動をした翌日、もしくは翌々日に「あれ?なんか筋肉痛がきた…」と感じたことはありませんか?
特に「若い頃は翌日にきたのに、最近は2日後にくる気がする…」と感じる人もいるでしょう。
昔から「歳をとると筋肉痛が遅くなる」とよく言われますが、実際に科学的な根拠はあるのでしょうか?
今回は、筋肉痛のメカニズムと加齢の関係を医学・スポーツ科学の研究をもとに解説していきます!
筋肉痛はなぜ遅れてくるのか?
まず、「筋肉痛」には大きく2種類あります。
- 急性筋肉痛:運動中や直後に感じる筋肉の痛み
- 遅発性筋肉痛(DOMS):運動した後しばらく経ってから出る痛み
多くの人が「歳をとると遅れる」と感じているのは、この遅発性筋肉痛(DOMS)です。
この痛みは、運動によって筋肉に微細なダメージ(筋繊維の損傷)が起こり、その修復過程で炎症が発生することで生じます。
遅発性筋肉痛の特徴
- 運動後12~48時間後にピークを迎える
- 3~5日かけて徐々に回復
つまり、「筋肉痛が遅れて出る」のはそもそも普通のことなんですね。
歳をとると筋肉痛が遅くなるのか?
結論:「歳をとると筋肉痛が遅くなる」という明確な科学的根拠はありません。
いくつかの研究を見ても、年齢が上がるほど筋肉痛の発生が遅れるというデータは確認されていません。
むしろ、筋肉痛のタイミングには個人差が大きく、運動習慣や普段の体の使い方が影響していることが分かっています。
なぜ「年を取ると筋肉痛が遅れる」と感じるのか?
- 運動の頻度が減っている:運動不足により筋肉の回復に時間がかかりやすくなる
- 痛みの感じ方が変わる:加齢による神経の変化で痛みを認識するタイミングがズレる
- 筋肉の回復が遅くなる:回復が長引くことで「遅く出た」と錯覚する
筋肉痛を早く治すには?
- ストレッチ & 軽い運動:血流を促し、回復を早める
- タンパク質・ビタミンB群の摂取:筋肉の修復を助ける
- しっかり睡眠をとる:成長ホルモンの分泌を促進
- 温める or 冷やす:炎症が強い場合は冷やし、その後は温める
鍼治療で筋肉痛を早く回復!
実は、鍼治療は筋肉痛や疲労回復にとても効果的な手段のひとつです。
- 血流促進:疲労物質の排出を助ける
- 筋肉の柔軟性UP:こわばりをほぐし、回復を早める
- 神経の調整:痛みを軽減し、回復をスムーズに
特に、運動後のケアとして鍼を取り入れることで、「筋肉痛が長引く…」「疲れが取れない…」といった悩みを軽減できるかもしれません。
日頃からコンディションを整えるためにも、ぜひ一度試してみてください!
まとめ
- 「歳をとると筋肉痛が遅れる」という科学的根拠はない
- 筋肉痛のタイミングは運動習慣や筋肉の回復力による
- 適度な運動とケアで筋肉痛を防ぎ、早く回復できる
「最近、筋肉痛が遅れてくる…」と感じているなら、運動習慣を見直したり、ケアを工夫することが大切です!
定期的に運動をして、筋肉の回復力を維持することで、いつまでもアクティブに動ける体を目指しましょう!

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