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改善事例/パーキンソン病

パーキンソン病とは、
1)振戦(ふるえ)
2)固縮(筋肉が硬く硬直した状態)
3)無動(動作が遅くなり運動量が減ること)
4)姿勢反射障害(立位や歩行において、バランスを崩しやすく転倒しやすくなること)
の4つの症状を中核症状とする病気です。

このほかにも、固い表情(仮面様顔貌)、早口の小声、手振りの少ない小刻み歩行、前傾姿勢など特徴的な臨床症状を伴います。
パーキンソンを起こす原因はまだ良く解明されていません。脳の中脳と呼ばれる部位の黒質という神経細胞が変性して神経伝達物質のドパミンの放出が減少する為、運動調節がうまくいかなくなります。発症後10年以上経っても自立した生活を送り、生命予後は健康な同年代の方々とあまり変わりないとされます。また、症状や発症後の進行のお度合いは個人差が大きく「難病」ということにとらわれずに、病気と上手に付き合っていくことが大切です。

パーキンソン病では進行すると運動障害が起こります。日常生活での活動の制限や転倒のリスクを有してきます。このため、投薬治療、理学療法、作業療法、言語療法が必要となり、身体機能の維持や向上及び手足や背骨の関節の変形・拘縮の予防や改善のためのリハビリが必要となります。

固縮や無動の為、関節を動かすことが少なくなると、健常な人よりも関節拘縮を起こしやすく、一旦関節拘縮を作ると動作がより困難になるため、予防・改善が大事になります。

当院では、マッサージや関節可動域訓練による関節拘縮の予防や運動による筋力強化、バランス訓練等を行っております。お気軽にご相談ください。

改善事例
《事例のご紹介/パーキンソン病》 ※準備中